針葉樹 ラジアータマツ(マツ科)

ラジアータマツは、日本に輸入されている針葉樹としては、珍しい人工林材(人手で植え育てた木)です。
最初はニュージーランドから輸入されていましたが、その後、チリからも大量に入るようになったので、ニュージーランドマツとかチリマツという呼び方もあります。
原産地は米国カリフォルニア州のモントレー郡を中心とする地域と、南沖合いのグアダルペ島などです。

米国では木材としての知名度が低く、話題にもならなかった木がニュージーランドでは大変よく成長しました。
現在では造林面積100万ヘクタールを超える規模に達し、ニュージーランドの造林木の9割以上を占めています。

このほかオーストラリア、チリ、南アフリカなど南半球の温帯で植林されています。
適地に植えつけられたものは、成長が早く20年で高さが30 メートル、幹の直径が50センチにも達します。

ラジアータマツは成長がよすぎて年輪幅が広く、また枝打ちをしていないため大きな節があって、それがラジアータマツの特徴とされ、
あまり高い評価を得ていませんでした。しかし最近は、材質向上のための育林技術が進む一方、このマツの特性にあった加工技術の開発も進んで評価を得ています。

心材は淡褐色、辺材は淡黄白色で色の差はあまりはっきりしません。平均気乾比重は0.49です。
産地国では製材、合板、削片板、繊維板、パルプに用いられ、良質な製材品は構造材、床板、羽目板などに加工されています。

日本では、内部造作材を中心に建築材、パレット、木枠、箱材、割り箸などに使われています。
現地に日本の集成材工場があり、大量の製品が輸入されています。

マツ・松(クロマツ・アカマツ)について

針葉樹 ラジアータマツ(マツ科)

ラジアータマツは、日本に輸入されている針葉樹としては、珍しい人工林材(人手で植え育てた木)です。
最初はニュージーランドから輸入されていましたが、その後、チリからも大量に入るようになったので、ニュージーランドマツとかチリマツという呼び方もあります。
原産地は米国カリフォルニア州のモントレー郡を中心とする地域と、南沖合いのグアダルペ島などです。

米国では木材としての知名度が低く、話題にもならなかった木がニュージーランドでは大変よく成長しました。
現在では造林面積100万ヘクタールを超える規模に達し、ニュージーランドの造林木の9割以上を占めています。

このほかオーストラリア、チリ、南アフリカなど南半球の温帯で植林されています。
適地に植えつけられたものは、成長が早く20年で高さが30 メートル、幹の直径が50センチにも達します。

ラジアータマツは成長がよすぎて年輪幅が広く、また枝打ちをしていないため大きな節があって、それがラジアータマツの特徴とされ、
あまり高い評価を得ていませんでした。しかし最近は、材質向上のための育林技術が進む一方、このマツの特性にあった加工技術の開発も進んで評価を得ています。

心材は淡褐色、辺材は淡黄白色で色の差はあまりはっきりしません。平均気乾比重は0.49です。
産地国では製材、合板、削片板、繊維板、パルプに用いられ、良質な製材品は構造材、床板、羽目板などに加工されています。

日本では、内部造作材を中心に建築材、パレット、木枠、箱材、割り箸などに使われています。
現地に日本の集成材工場があり、大量の製品が輸入されています。

マツ・松(クロマツ・アカマツ)について

木魂の無垢フローリング 樹種カテゴリ別ページ