あさだフローリングは、東北地方で産出される木材であり、
木材の中でも特に磨き上げると素晴らしい光沢を増すといわれている無垢フローリングです。
あさだフローリングは、明るい木肌で優しい雰囲気を醸し出し、表面は非常に柔らかいイメージを持ちがちです。
しかし、中国では「鉄木」、近縁種のアメリカアサダもiron wood(鉄の木)と呼ばれるほど実はとても硬いフローリングです。
1.あさだフローリングについて
あさだフローリングの明るい木肌は優しい雰囲気を醸し、表面は柔らかいイメージを持ちがちです。
しかし、中国では「鉄木」、また、近縁種のアメリカアサダもiron wood(鉄の木)と呼ばれるほどとても硬いフローリングです。
立ち木としては、樹皮に特徴があり、浅く縦に裂け、不規則な割れ目ができます。
粗い長い鱗片になって剥がれるため、特異な外観を呈すので別名のミノカブリ、ハネカワとも言われます。
一般的には、あさだの加工は非常に難しく、往々にしてねじれなどが生じやすいと言われています。
加工や人工乾燥も非常に困難ですが、養生期間を十分に設ける事により応力を極力逃がすことで、あさだフローリングとして皆様のお足元にお届けいたします。
あさだは、フローリング材として硬くて磨き上げるほど光沢が増すために最も優秀な材として求められています。
フローリング以外の用途は住宅建材(敷居等)、家具材、器具材、車両材、船舶材、運動具材、橇(そり)などにも使われます。
ちなみに「あさだ」は「カバザクラ」と同じように「あさだざくら」と言われ、 あたかも「サクラ」かの様に販売されている場合もありますが、「あさだ」と「カバ」はカバノキ科、 「サクラ」はバラ科となりカバとサクラでは異なる科目となります。
一般の方が「桜」として想像されるのはソメイヨシノやヤマザクラだと思います。
木味が似ているから、はたまた業界では当然だからと言って誤魔化すのももう止めないといけません。