南部本栗は、岩手県産の硬く腐りにくい長寿の代名詞である樹木による無垢フローリングです。
南部本栗が持つダイナミックな木目で、年月を経る毎に味のある色味は、どっしりとした力強い住空間を醸し出します。
木魂~KODAMA~の店主自身、幾度となく施工した家を見てきましたが、やはり南部本栗が持つダイナミックな木目と優しい色合いは「本物」を感じさせてくれます。
1.南部本栗について
岩手県南部地方生まれの本栗材です。
栗の果実は「聖なる果実」として世界的にも長く親しまれています。
特徴としては硬く、水や湿気によく耐える樹木です。そのため、湿気の多い場所にも最適なフローリングです。
以前は線路の枕木にもよく使われていました。
南部本栗のフローリングははっきりとした木目で、「木」らしい「木」と言える樹木です。
タンニン(防虫・防腐効果のある成分)も多く含まれていて、腐りにくく、また、年月を経る毎に深い味を醸し出します。
(タンニンは革にも多く含まれます。使い込むごとに味が出る性質は革も木材も同じですね☆)
地栗のフローリング材は色々な産地で見受けられますが、栗は乾燥工程を間違えると艶の出にくい黄色味がかった物になってしまいます。手間と時間は掛かりますが天然乾燥と養生期間の管理を徹底しなければ本来の地栗フローリングのよい艶は生まれてきません。
幾度となく施工した家を見てきましたが、やはり南部本栗が持つダイナミックな木目と優しい色合いが「本物」を感じさせてくれます。
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スペックのみ一覧でご覧になれます。さらに床暖房対応、幅12cm以上の幅広タイプ、塗装、タイプで絞り込んで比較していただけます。
框(玄関材)
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玄関の顔となる重要な部材です。框に加工した際の樹種をご覧になれます。
施工例
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この樹種の実際の施工事例を一覧でご覧になれます。
※床暖房対応商品は低温水式床暖房システムメーカーのテストデータに基づきます。
(システムについては当社までお問い合わせください。 TEL:03-3522-4169)
2.お客様の声・最新施工事例(ブログ)
4.施工後のコンシェルジュの感想
南部本栗NK-12の施工
今回ご採用いただきました無垢フローリングの炭素(C)貯蔵量は、
南部本栗=1,880kg、杉=718kg
合計が、2,598kg
になります。
木材は、成長の過程で光合成を繰り返しCO2(二酸化炭素)を吸収し、O2(酸素)を排出し、 燃やさない限りC(炭素)を貯蔵し続けるため、地球温暖化防止に貢献する自然素材 として有効な活用が求められています。 木材製品購入・利用を通じた環境への貢献度を明確にすることにより 木材製品の利用拡大を図り、地球温暖化防止や森林の適正な管理につながればと思います。
2010年4月5日
南部本栗NK-05の施工
お客様のご好意により南部本栗フローリングの施工画像が届きました。 朝日が燦々と降り注ぐ瞬間に撮影していただきました。この瞬間が南部本栗フローリングの力強い木目を際立たせてくれています。 この他にも、木曽桧フローリングとノルディックパインフローリングをご採用いただきました。実際に自分の目で見てみたいお宅です。 南部本栗の特徴としては硬く、水や湿気によく耐える樹木です。そのため、湿気の多い場所にも最適なフローリングです。以前は線路の枕木にもよく使われていました。 いやはや何とも力強くて素晴らしい木目だと思います。
2009年11月17日
南部本栗NK-05の施工
今回は、「家族が気持ちの良い家造り」をブログで公開されているKさま邸に
木村木材工業(株)・木村社長と共に訪問させていただきました。
木村社長も私もはじめはKさま邸で商品をご採用いただいていることは知りませんでした。
Kさまのブログで知ることとなった訳です。
木村さんは、カナダツガの枠材を納品させていただき、私たちは、南部本栗と木曽桧と伊予杉のフローリングを納品させていただきました。こちらのお宅に引っ越しされてから約3ヶ月が経過したそうです。生活し始めてからの訪問はたくさんの感想をお聞きできてとても参考になりました。
早速、子供達がお出迎えしてくれました(^^)v
1階には、南部本栗をご採用いただきました。框材と付け框も同材の南部本栗です!
明るい色合いと力強い栗の木目の表情は飽きの来ないフローリングですね。本当に木目が特徴的です。
足の裏の感覚は鋭いものがあります。
木の凹凸も感じ取り、足の裏と木の間に空気を含むから暖かく気持ちがいいんですね。平らよりもこの凹凸感が非常に気持ちがいいものです。
いくら硬いと言われている栗でもやはり傷は付いてしまいます。しかし、傷が付けば付くほど表面は圧縮され硬くなっていきます。
どんどん使いこんでいただければ更に良い感触になっていくこと間違いなしですね。
この先の経年変化もきっと、「家族が気持ちの良い家造り」で拝見できるでしょう。 まだまだ木曽桧編と伊予杉編へとKさま邸の見学会は続きます。